2015年12月30日
積雪量調査
2015.12.30 無意根山〔千尺高地〕
天候 晴れ時々曇り
雪質 パウダー
無意根山系はどれくらい藪が埋まっているか確認しに行った。駐車スペースは上部によって7〜8台は停められるくらいのスペースがあった。登りはじめから晴れていて樹林の間から差し込む光がとても気持ちがいい。それでも気温が低いので旧スキー場のスロープを登り終えた後にも汗が出るほど身体は温まらなかった。先行者の効率の良いトレースがついていて感心しながら登る。ほぼ夏道のルートだけど、たとえ自分が先行でラッセルしたとしてもルートファインディングに苦労しない程度の積雪量があった。景色を見ながら2時間ちょっとで千尺高地に到着。ついた途端に西から雲がかかり視界が悪くなった。今までピーカンだったのになんで〜(笑) しばらく視界待ちしていたけど、あきらめて斜面に降りて目的のピット堀りをする。弱い層はあるにはあったけど下層の雪は滑り層にはなりえないほど柔らかい。−130cm下にスパッと切れる粒度0.3mm前後のコシモザラメ層とそのすぐ下に指一本がやっと入る硬めの層があった。市街地で降ったあられの層は探してみたけど確認できなかった。
先行者が数名いたにも関わらず千尺高地で折り返しするハイカーはみなさん来たルートをそのままトラックバックしていた。期せずして北東斜面のファーストトラックは自分がいただく事になった。今時期は地形が埋まっていない事が予想されたので、機動性の高い細めの板を持ってきたのに加え雪も深く底つきしないのでターンごとにかなり沈みこみ、あがるスプレーの量も凄かった。20年ほど前から比べると徐々に藪が多くなってきている北東斜面だけどラインを選べばまだまだ楽しい斜面だ。ボトム付近はまだまだヤブが多く減速運転。
沢をまたいで登りルートに合流するのも問題なくできた。このエリアはシーズン突入という感じだけど、白井岳エリアは沢の埋まり具合が怖いのでもう少し様子見かな。
Posted by dai_ at 17:29│Comments(0)
│山滑走