テレマークスキー滑走記

昨夜のディープな飲み会のせいで

近年稀にみる酷い二日酔いを体験した。

昼すぎからようやく体が動くようになり、復活の兆しがみえてきたので

せめてもと思い山スキー道具の点検と整理をした。



ちなみに上の写真のものは厳冬期仕様の持ち物で、春になるとまた少し違う。

これらのものに昼食や飲み物、ハイクアップ中に不要なジャケットのパッキングを

考えると容量が40Ｌ前後のザックじゃなければ用を成さない。

ザックは15年使っていたジャックウルフスキンの40Ｌが経年劣化してきた

ので、オスプレーのコード38に買い換えた。

最初はシンプルなノースフェイスのパトロール35が第1候補だったが、比較の

為にコード38も背負ってみたらすぐに気が変わった。背中のフィット感と

ウエストベルトのホールド感がコード３８の方が自分にぴったり合っていたからだ。

荷物の話に戻るが、持ち物の中にはガスバーナーもある。最近の行動食はパン

なのでバーナーは使用せず、非常用として以前から携行している。

荷物は重いが初めからこのスタイルで行動しているので、もう慣れた。

単独行が多いので、もしひとりで怪我をすると行動不能になる可能性がある。

携帯電話や無線が通じるエリアならいいが、何も通じなければそこにいて

救助隊が自分を探し出してくれるのを信じて待つしかないのが現実だろう。

冬山単独行の一番の不安要素はここだ。せめて待つ間に凍死しないよう

採暖、保温用品は充実させていたい。


話はまた飛んで、家族（捜索を要請してくれる人）には毎回行き先やルートを

地形図上に図示したものを部屋の壁に掲示し、帰宅予定時間を知らせておくのが

日課となっている。

これも自分で作ったルールの１つだ。