テレマークスキー滑走記

無意根山千尺高地（Ｈ23.3.20）

7：15（通行止ゲート）⇒8；05（旧無意根山荘跡）⇒10：25（千尺高地）
10：45（千尺高地）⇒11：14（旧無意根山荘跡）⇒11：48（通行止ゲート）

天候；晴れ
雪質：下部　ブレーカブルクラスト　　上部　ウィンドパックされたパウダー



今日3月20日は道道京極定山渓線の復旧工事の完了日だ。

工事が終ったらもう迷惑をかけないだろうと、昨日苦労して冬道仕様

に改造した自転車を車に積み込み天狗橋の通行止めゲートへ向かう。

工事が完了してもしばらくは様子を見るとかで全面開通まであと1ヶ月

ほどかかるらしい。早く開通させて欲しいものだ。

通行止めゲートから登山口までは５ｋｍある。

アイスバーンの緩やかな登り坂はタイヤがときどきスリップして

体力をどんどん奪ってゆくが、400円で作った自作のネットチェーンは

思いのほか調子が良く、雪を噛んでグイグイと進んでいった







豊羽鉱山から旧無意根山荘跡に上がる坂道はきっちり除雪されている







旧無意根山荘跡の登山口に着いた　　　　　早く車で来たい






登り始めの雪はブレーカブルクラスト。締まってはいるがズブズブ埋まって

歩きにくい。今日はランチのを約束しているのでペースを上げたいが

チャリ漕ぎでバテてなかなかペースが上がらない。







1111峰　　　中腹で範囲の広い面発生表層雪崩の破断面が確認できる








千尺に着いた　　　今シーズンの雪屁は大きめだ








無意根山頂もきれいに見えた







長尾山の斜面がオレを呼んでいる　　　　気がする







Ｍｔ.ヨーテイ　　　　





今シーズンお初の千尺高地のスロープ。

積雪量は全く問題なし。雪屁を回り込んでラインを確認する。

雪は少し風に叩かれている感はあるものの、前足の舵取りに

問題はなさそう。






誰もいない斜面で、ただそこにトラックを刻む







足首くらいの浅いパウダー　　　　バランスが取りやすくターンがしやすかった






ボトムに降りてから沢に入るまでは緩斜面だが今日は板が走った。

Ｃ844に向かって沢を横断する。

下の方は直射日光が当たる部分は　ＴＨＥ　ＳＴＯＰ雪　そうでない

所はブレーカブルクラストで、なかなか難しい雪だった。　







雪道だけど帰りは下りなので快適　　　　　ネット作戦はほぼ成功したといえよう





タイヤにネットチェーンをつけた事により前と後ろのブレーキが使えなくなって

いた（ネットの張り綱がリムに干渉）。乗っているとその事を忘れてしまい

あわててスキーブーツでブレーキをかける場面が何度もあった。

その他、道路の融けた泥水をタイヤが思う存分跳ね上げてくれて

おかげでスキーウェア上下も顔も全て泥だらけになった。

この事は想定外だった。　　　また来たい。






ＧＰＳトラックログ　赤登り青下り　　道路は黒だが長いのでカット