テレマークスキー滑走記

白井岳（H25.1.6）

9：20（スキー場）→11：35（稜線）
－滑走＆登返→13：05（スキー場）


天候：雪（稜線強風）

雪質：極軽系粉雪






朝に国際の降雪量をチェックしたら前日+15cmだったので

昨日のトラックはリセットされているだろう。本当は今日喜茂別岳を

考えていたが、中山峠のライブカメラをチェックすると強風＆視界が悪そう

なので、峠越えはやめて白井岳へ向かう（通う？）。




スキー場の手前でニット帽を持ってくるのを忘れた事に気づく。

家に戻るか迷ったが、国際スキー場の売店で買うことにした。



ルートにはすっごい太板の先行トレースがついていたので

ありがたく使わせてもらう。今日もいいペースで登っていったが

先行者になかなか追いつかない。結局C950あたりで

先行トレースは自分の進もうとしている方向と違っているように

思えてきたので、お礼を言えないままトレースを離脱し、ラッセルで

沼方向へ針路を変えた。雪は15cmどころかひざ下までのラッセル

だったが、とても軽いのでラッセルは苦にならなかった。








視界はいいんだけど風が強い・・・







沼より上部も雪がたっぷりと溜まっている。沼から真南に

樹木の間を縫ってトラバース気味に上がり、稜線に到着する。

稜線の気温は－16℃。風がとても強く、手と足のつま先が

すぐに痛くなった。稜線の手前の風下吹き溜まりは柔らかいが

スラブ化し、刺激を与えると音もなくシューティングクラックが四方に走る。





稜線に上がると山頂も見えるんだけど、とにかく風が・・・







このような天候＆雪の状態で昨日の斜面を滑るには命を懸けないと

いけないので、今日はいい感じで雪がついているゆる斜度な

オープン斜面を滑る。









ここは気持ちよくターンがきまるスネパウ。








登り返すも手と足の指が凍傷の一歩手前。　もうだめだ。









名残惜しいな。　でもまだお楽しみ（東向き斜面）があるもんねー。







東向きの斜面は雪がたっぷりと溜まっていた。

少しでも板を走らせると雪が胸までふあっと舞い上がる。

昨シーズン12月に千尺高地で出会った雪と同じ

パーフェクトスノーだ。

もう１度登り返してこの斜面を滑りたかったが、手足が痛くて

もう限界だ。　　　おとなしく沢に入ろう。








沢の雪も深く、すべらーず。






手は色々と対策が取れるだろうが、つま先の冷たいのは今まで

スキー場でしか経験した事がない。なんかいい方法ないかな？








GPSトラックログ　　赤登り　青下り