テレマークスキー滑走記

無意根山　千尺高地（H25.1.31)


10：05（駐車場）→11：55（千尺高地×２）
→14：10（駐車場）


天候：曇

雪質：重いパウダー（膝下）




駐車場に着くと車が１台停まっており、先行者のトレースが

あったのでありがたく使わせてもらう。

平日なので当然ラッセルだろうと思っていたけど、今日の雪は重く

もし単独ラッセルだったら千尺高地まで倍の時間はかかっていただろう。

先行者は2名で無意根ピークを往復し、その下りのときに会うことが

できて、トレースのお礼を言う事ができた。










岩峰横









1111峰のランドマーク　　二股のダケカンバが見えた








千尺高地　　　無意根ピークは雲の中　　成長途中のモンスター









1本目のライン






トレースのおかげで2時間かからずに千尺高地に到着し、早速1本目。

風はなく穏やかなのはいいけど、曇りで光が少なく表面の区別がつきにくい。

今日はいつも硬い西側の雪が深めで、反対に北東オープンの上部は

クラストしていた。下までずっとクラストか？と不安になったが少し標高を

落とすとやわらかく深い雪へと変化した。斜面途中も風で吹き溜まりを生じ

オールフラット、というコンディションではなかったが、やっぱりここの斜面は

好きだなー。





登り返しの為に沢の底を少し歩いて登りトレースに合流。

倒木のため、いつもは沢を越せる場所が越せなくなっていた。

細かい話だけど、マッシュを越えてから上がらず下がらず巻き気味に

トラバースするツアールート上のC810付近も途中に倒木による障害物が

あって同じ高度をキープしながらトラバースするのが難しくなっている。




ボトムから昼食を交えながらまた千尺にあがってみると、北東オープン

斜面に自分以外のトラックがもう1本入っていた。自分の後にもうひとり

上がってきていたのだ。平日なのに人気のある山だこと。

通行止め解除になったのがもっと広く知られると、週末には人が

たくさん入る賑やかな山になるのだろう。









2本目を終えたあとの沢。　帰りルートにもトラックがついて助かった。






2本目も気持ちよく終わり、帰りの沢渡り箇所にも北東オープンを滑った

スキーヤーのトラックがあって、おかげで楽にトレースに復帰できた。

今日は登りも下りラッセルもない大名ツアーだ、なはは。

でも今度別の機会にラッセルお返ししますねー。








GPSトラックログ　赤登り　青下り



＜おまけ＞

タルガアッセントのツアーモードを使っていると、どうしても避けられないのが

雪詰まりによるロック不能状態。皆さんはどうしてますか？

最初は精密ドライバーで雪を掻き出していましたが、最近はこの方法で

解決しています。スキーを外さなければならないめんどうくささは

変わりませんが・・・