テレマークスキー滑走記

白井岳（Ｈ24.2.11）

9：05（スキー場）→11：20（稜線）11：50→12：35（スキー場）

天候：吹雪

雪質：風成雪





スキー場についたときから少し吹雪模様で、樹林帯の中も今日は

風雪が舞っていた。風によって木から落ちた雪がちょうどいいタイミングで

生の背中にがっぽり入って腹が立つほど冷たかった。

トレースがついていたので使わせてもらったが、途中Ｃ1000付近から1190の

尾根にのっかっていたので自分は途中から沼方向へ進路を変える。








今日の山頂方向。　　はいまっしろです。







稜線に上がったら警察のワッペンをつけた３人グループが山頂から

降りてきて挨拶する。1190方向へのトレースは彼らのトレースだった。

稜線の少し下に降りて風を防ぎ、30分ほど視界待ちするも全く良くなる

気配なし。寒くなったので諦めて視界のない中滑る事にした。

雪は浅めの風成雪で少し曲りにくい。斜面のデコもボコも見えないので

慎重に滑る。








斜面状況が全くわからない。　　　　　　滑るというよりおりるという感じ？









核心部を滑った直後少しだけ見えてきた。　　タイミング悪すぎ。







ボトム付近で一旦ストップしたとき、よろけて転んだ。

ザックを背負ったまま転ぶと起き上がるのが大変だ。スキーを履いたまま

起き上がろうと無理な姿勢をして、左ひざをロッキング※させてしまった。

（※半月板損傷によって起こる、膝がある角度から伸ばせなくなる状態の事）

一瞬目の前が真っ白になったけど、落ち着いてなんとか両足のビンディングを外して

うまくひざのロッキングを戻すことができた。もしも戻らなかったら立てないので

這って降りるか救助を呼ぶしかないだろう。単独の場合は万が一のときにやっぱり

携帯電話が通じる山域が安全だと思った。自分がよく行く山はここ白井岳と

喜茂別岳周辺と羊蹄と無意根山系。

この中で携帯が通じない場所が多いのは無意根山系だ。









ＧＰＳトラックログ　赤登り青下り　　

いいラインで滑れたから、視界がよければ最高だっただろう。