テレマークスキー滑走記

朝里1117～白井岳（Ｈ24.3.17）



9：00（山頂駅）→9：40（1117）→11：30（稜線）
２本目＆登返→12：20（白井岳）→12：40（スキー場）


天候：曇＆雪


雪質：朝里東斜面　融解凍結クラスト
　　　 白井岳北斜面　上部　ウィンドパックされたパウダー　　下部　重湿雪







数日前にいい感じの降雪があったので、もしかしたらと期待して

朝里の東斜面に向かった。1117の斜面には既に前日のトラックが１本ついていた。

残念ながら東斜面は酷いクラスト。斜面手前でピットを掘ると、-15ｃｍに手首で

破断する層と-30ｃｍに肩で破断するコシモザラメの層があった。

-15ｃｍの層は下の層が柔らかく滑り面にはなりにくい雪と思われたが

-30ｃｍの層は先週もあった層で、その時は-10ｃｍ程度の深さにあったが

その時は浅かったので気にしていなかった。でも今回は違う。

その下の層のは人差し指が何とか入る微妙な硬さ。

判断がつかないのでオープンな斜面は避けて樹林が密な斜面を

降りることにした。









横から（南風）でもウィンドスラブ（吹き溜まり）が生じやすいこの斜面。　









なるべく密な場所を行く。　1200円払って。







上部はスキーが沈まないカリカリの縦溝系。下部はモナカで曲らず

２回もコケた。が、悪雪ターンのいい練習になった。

ボトムから登り返して早々と白井のトレースと合流した。

稜線にあがって雪の状況を確認すべく１本試走する。

少しパックされているが許容範囲。次はそのままピークへ向かう。









北斜面の雪はグ～。







トラックバックしてきたグループと稜線下ですれ違ったが、ピークに着くと

今日は誰もいなかった。風が強くて視界も悪くなってきたので休む間もなく

斜面に入る。なるべくまっすぐのラインをいってみたが、若干パック気味で

抵抗があるものの、普段よりも重心を落として雪に逆らわないようにターン

してみると意外とイケた。ステキなプレゼント（ＯＨＰ）もいただいて

最後にはちょっぴりいい思いができた。









ＧＰＳトラックログ　赤登り　青下り