テレマークスキー滑走記

白井岳（H25.3.23）


8：50（スキー場）→10：50（稜線）－登返×３－14：.00（スキー場）


天候：雪（稜線上吹雪）

雪質：パウダースノー







スキー場でこざるちゃんグループと遭遇。

こざるちゃんグループも白井岳だったので、暫く一緒に歩きながら

世間話をする。沢からトップで歩くが、厳冬期なみの軽いパウダースノーは

ラッセルでも重くない。沢まではスネ深で、C1000の東向きの風下斜面

になると、雪は膝下までのラッセルになった。





わお！　冬に逆戻り。









今日の山頂。　稜線は吹雪模様。







稜線に上がると吹雪で視界が悪い。いつもの場所でピットチェックを

済ませる。吹溜まりは切れやすく、ショベルを入れただけで－３０cm

の所からスパスパ切れるが、すぐ下の層はいたってソフト。

先週あった－１mの弱層は今日のテストでも反応したが、少し結束力が

強まっていた。でも、もしこの層が雪崩たら大きな規模の雪崩になるだろう。







お約束のタルガアッセントなトラブル（内容はもういいたくない）で

吹雪の中イライラしながらスペアパーツを交換していたら

こざるちゃんグループが稜線に上がってきて、しばらく雑談しながら

視界待ちする。視界が少し良くなったとき、ファーストで行かせてもらった。

2ターン目で先週に引き続き、詰まった感じの雪に左足が引っかかりコケた。

でもその後は西側からたっぷりとクロスローディングされた雪が溜まって

とてもいい感じ。　たまらん。









後半はショートターンで。







ストップ地点C990には3名グループが休憩中で、その中で

以前ここでお会いしたことのあるMさんがいた。

今シーズンは知り合いと山で会うことがなかったので

今日の白井には滑る楽しみの他に、楽しいおしゃべりタイムも

プレゼントしてもらった。









上り返しで。　段々降雪も強くなってくる。







強い降雪も加わって、視界が益々悪くなってきたので2本目の登り返しからは

稜線まで上がらすに視界のあるC1130付近から東向き斜面を落とす。

東向き斜面の雪はパーフェクト。1本目よりも2本目、2本目よりも3本目

と、時間の経過と共に雪がどんどんよくなっていくのがわかる。

結局3本登り返して沢に入って終了、といつもはそうなるけど

このあと沢に入る前に斜面開拓をしていい斜面を見つけた。







C970あたりから沢に向かわずに東へトラバース気味に歩く。

今日は雪が深かったので、トラバースには少しだけ時間がかかったけど

ちょびちょび標高を落としながらC900あたりから広い沢型に入る。

（これ以上トラバースしても藪だらけになるだけ）

開け具合もいいし、ここの斜度はアルペンやボードには物足りないと

思うけど、テレマークにはドンピシャ。

お帰りの沢に入る前に標高差100m遊べます。

最後は細い沢に挟まれながらニュルッ、とお帰りの沢に絞り出される。

北斜面の滑りが物足りなかった人、帰りにもうひとヒャッホウ欲しい人には

いいかも。









C900からの沢型斜面。　　なかなか楽しいんだこれが。









GPSトラックログ　赤登り　青下り　　（2本目の滑りログ取り忘れました）