テレマークスキー滑走記

漁岳（Ｈ25.4.29）


9：26（登山口）⇒12：10（山頂）12：40⇒13：38（登山口）

天候：晴れ

雪質：　山頂斜面－フィルムクラスト　　Ｃ1175以下－ＳＴＯＰ雪







家を出るときはどんよりと曇っていたが、支笏湖線を走っていると

空沼岳、漁岳の方は青空が出ていた。

無風で日差しも強かった為、歩き出しからＴシャツ姿で歩く。

林道の雪は締まっていて先週の無意根ほど埋まりはしないが

歩いていてもストップ雪だというのがわかるくらいひっかかる雪だ。

おまけに今日は足に錘がついているのでないかと思うほど体全体が重い。

まったく足が上がらず、尾根に上がるまで何度も引き返そうかと思った。









Ｃ940コルから。　稜線で涼しい風にあたってやっと体が動いてきた。









氷結ゆるむオコタンペ湖の奥には支笏湖が見える。　左手は恵庭岳。









山頂は雲の流れが速い。　きっと強風なのだろう。







先行２名はコルから少し上がったところででスキーデポ。

自分は大したスリップもなく山頂にスキーで上がれた。

山頂は案の定風が強かった。風はちょうど北西、無意根山の方角から

吹きつけてきていた。無意根山は雲で見えなかったが、無意根山から

南東側（こちら側）は晴れていた。

北西の風は冷たく、ゆっくり休憩する事はできなかった。

話題を呼んだあの山頂標識、あのカラーリングは色が剥がれて

元の感じに戻っていた。今度は何色になるのか。









山頂から小漁岳。

















東斜面。









もう少し雪が深いと、いわゆるブレーカブルクラストだ。







山頂から滑り出す。

雪はフィルムクラスト状で板は良く走るが、スキーが沈むと

硬めの雪面は少し舵がとりづらい。

雪が難しく、今日もテレマークターンができなかった。




帰りは尾根歩きがめんどうで、１本手前の沢を使って林道に降りてみた。

沢の雪も猛烈なＳＴＯＰ雪で直滑降＆斜滑降でただ標高を落とした

という感じになってしまった。ＳＴＯＰ雪を滑る緊張感はたまらない。

どこで急停止＆前転するかわからないのだから。

林道に下りた頃にはもう太ももはパンパンだ。








沢の雪は片栗粉ＳＮＯＷ。









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