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2010年02月20日

豊羽鉱山1111峰

1111峰(H22.2.20)

6:24(通行止G)→6:53(スキー場跡)→8:17(C844)→10:00(1111峰)
>>>千尺高地方面へエスケープ>>>
→10:57(C844)→11:13(スキー場跡)→11:34(通行止G)

天候:晴れ後雪(上部吹雪)
雪質:下部は湿粉雪  上部は乾粉雪(一部ウィンドパック)

低気圧が通過するので朝イチ勝負とみて早めに出発。
鉱山に着くと朝日が眩しく、周りの山々は朝焼けに赤く
染まってきれいだった。今日の予定は1111峰を滑る予定で
C844を過ぎ、標高870m付近で西に進路を変え沢を2つ越えて
北東に延びる尾根に取り付く。

豊羽鉱山1111峰
スキー場跡から見える1172峰(中央) いい斜面だけどアプローチが厳しい

豊羽鉱山1111峰
登り始めは朝日が顔を出していたが・・・

今日はスネまでのラッセルだが、標高が低い場所は雪が重くて体力が消耗する。
途中からだんだん雪がちらつきはじめ、風もついてくる。

標高1000mあたりから表層がウィンドスラブ化し、さらにスキーを踏み込んだ
時に足元の下の層のスラブ部分がワッフ音と同時にスッと数センチ沈む。
斜面が急なので、キックターンをすると表層のスラブにクラックが伝播して走る。

豊羽鉱山1111峰
1111峰の山頂直下 ここも風下斜面です。

雪崩ヤダヤダ!これはマズイと思って極力キックターンをしないで直登するよう
心がけた。どういう行動が一番安全か色々悩んだが、気持ち悪くてその斜面を
降りる気になれなかったので、注意しながら山頂に向かった。
山頂に着いたら吹雪で南西からの風がものすごく強い。

豊羽鉱山1111峰
1111峰のランドマーク

1111峰から稜線を歩いて千尺高地へエスケープする事に決めた。
吹雪いていたので左側の雪屁を踏み抜かないよう樹木を確認
しながら慎重に進みます。

豊羽鉱山1111峰
久しぶりの吹雪 一瞬目の前も見えなくなる

千尺の肩に着き、シールを剥がす。吹雪はなおさら酷くなる。
ここから一気に滑走、といきたいところだったが雪が深くて
トレースもないので緩斜面は下りラッセルとなる。
斜度のある斜面はその代わりオーバーヘッド状態で息ができ
なかった。

豊羽鉱山1111峰
自分がつけた登りのトレースにやっと合流。今日は誰も登って来てない

標高700m付近で南消防署山岳救助隊の5~6名のパーティとすれ違った。
救助活動ではなく調査山行らしい。全員スノーシューだった。

登りのラッセルが酷く、右ひざの持病の半月板周囲が痛い。
明日はおとなしくフッズでリハビリか・・・

豊羽鉱山1111峰
GPSトラックログ









































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